パフュームメゾンだけではない⁈フランスのランジェリーブランドが発表するモテ香水♡
私が暮らすフランスは、実は香水だけではなくランジェリーのメッカとしても有名です。女性が魅力的になるために欠かせないアイテム、ランジェリー。日本ではあまり知られていませんが、実はフランスのランジェリーブランドではオリジナルの香水も発売しているんです!ランジェリー×香水の組み合わせは相性も良く、より一層女度を上げてくれるに違いありません。そんなフランスのランジェリーブランド発のセクシーな香水をご紹介します!
2019年07月16日更新
記事の目次
[1]女度を高めるフランスのランジェリー
出典 instagram.com/p/BOWqfq9jiU9/?igshid=i0h0p056976x
フランスの中心パリでは、ファッション、スイーツ、香水など全てのものがアートのように美しく世界基準でハイレベルなのですが、ランジェリーもまたフランスならではの感性が楽しめるアイテムの一つです。
パリの街の至る所にあるランジェリーブティックの存在には少し驚くかもしれません。それだけフランス女性にとってランジェリーは特別なのです。ただ体を覆うものだけではなく、女度を最大限に上げてくれるファンタジックなもの。
高級ブランドから普段使いできるお求めやすいアイテムまで、無限大にバリエーションがあります。どのブランドでもオールレースのランジェリーが毎シーズン発表されているのが特徴なんですよ。
女性が女性であることを楽しめる。そして“ロマンティックな一日を演出する”という分野に関して、パリは本当に完璧な街だとつくづく感じます。
目に見えない部分のお洒落という点ではランジェリーも香水も似ていますよね。
女性にとってはどちらも密かな楽しみの一つでもありますが、フランスのいくつかのランジェリーブランドでは、そのブランドのイメージに合わせたオリジナルの香水を発表しています。「ランジェリーを身にまとったとき、最後に香水をプラスしてコーディネートを完成させる」といった意味があるそうです。
気になる香りの特徴ですが、ユニセックスの香りは皆無で、ほとんどがこれぞ女!というような甘くてパウダリーな香り。なかには女性の体を形どったセクシーなボトルデザインも。
そんな女性でもちょっとドキドキ♡しそうなフランスのランジェリーブランド発の香水。現地よりご紹介します!
[2]高級ランジェリーブランド発の魅惑的な香水たち
Chantal Thomass(シャンタル・トーマス)
『Chantal Thomass(シャンタル・トーマス)』は、フランスのランジェリー業界でもアイコン的な存在です。ランジェリーブランドとして初めてパリコレのランウェイに登場して成功を収め、高級ランジェリーブランドとして一世を風靡しました。
ランジェリーだけではなく、アパレル、レッグウェア、傘、香水なども取り扱いがあり、その革新的なデザインで世界中の女性から支持されています。ブティックの世界観も素敵です。
特にストッキングのラインナップはかなり豊富で、足元のセクシーさを追求したデザインが魅力です。
・Chantal Thomass(シャンタル・トーマス)
出典 tendance-parfums.com/ch-thomass-edp.html
『Chantal Thomass(シャンタル・トーマス)』のオリジナルの香水は、デザイナーの名前でもある「シャンタル・トーマス」。ストッキングを履いた女性の足をイメージしたボトルデザインにあしらわれた黒いフリルは、ガーターを形どったものです♡
香調は落ち着いたフローラル・オリエンタル。トップノートはラズベリー、クランベリー、ブルーベリー、アップル、トマト、イチゴの葉など。おいしそうなキャンディの香りがします。
ミドルノートはバラ、オレンジブロッサム、ブラックバイオレット、ヘリオトロープなど。女性らしいふっくらした甘さ。
ラストノートはクリスタルアンバー、ムスク、サンダルウッド、ホワイトウッドなど。セクシーさ満開の芳醇な香りです。
ボトルの外見通り、黒いランジェリーが良く似合いそうな香水です。足元に軽く着けて異性にさりげなくアピールも〇。
Fifi Chachnil(フィフィ・シャシュニル)
ブランド設立から30余年の老舗ランジェリーブランド。デザイナーのFifi Chachnil(フィフィ・シャシュニル)はシャンソン歌手でもあります。
繊細なレースがあしらわれた下着や部屋着、ピンクを基調としたフェミニンな洋服の数々は、どれも女子の心をくすぐるようなデザイン。
50年代のフランス女優のお部屋をコンセプトにした店内は、ロマンティックなパリらしさに溢れています。お店の中は、そこにいるだけで幸せな気分になれそうなアイテムがぎっしり。
・Fifi Chachnil(フィフィ・シャシュニル)
『Fifi Chachnil(フィフィ・シャシュニル)』のフレグランスは、宝石のようなキラキラしたボトルに入ったオードトワレです。スプレータイプのものはなく、瓶タイプかポンプ式のみです。フレグランスをまとう仕草も美しくなりそうですね。
トップノートはフレッシュなシトラスの香り、ミドルノートはローズを中心としたフローラルブーケの香り、ラストノートにアンバーの甘い香りがふわっと香ります。
『Fifi Chachnil(フィフィ・シャシュニル)』のオードトワレは、過去にフランスの権威あるコスメ大賞「Victories de la beaute」(ヴィクトワール・ドゥラ・ボーテ)でも受賞歴があるほど。パウダリーでアンバーの香りが際立つので、デイタイムよりナイト向きと言えるでしょう。
Aubade(オーバードゥ)
フランスでの知名度ナンバーワンの『Aubade(オーバードゥ)』は、約130年もの歴史をもつ老舗ランジェリーブランドです。
“『Aubade(オーバードゥ)』を身に着けると、その女性はランクアップする”。フランスでは、このようなジンクスが生まれるほど女性たちを輝かせるランジェリーなのです。
・ANECDOTE(アネクドート)
出典 parfumdo.com/404407-anecdote-eau-de-parfum-vaporisateur.html
『Aubade(オーバードゥ)』が発表した香水、「ANECDOTE(アネクドート)」“逸話の意味” は春の陽だまりを思わせるような優しく繊細な香りです。トップノートはクマリンとベルガモットのさわやかな印象。
ミドルノートはマグノリアやジャスミンの香りが続き、ラストノートはバニラとホワイトムスクの香りが残ります。時間がたつにつれて甘みが増し、魅惑的ながらも上品なマダムを連想させます。
ボトルデザインは女性の腰からヒップラインにかけた曲線美をイメージしています。
「ANECDOTE(アネクドート)」は比較的甘すぎず、ほのかにムスクが漂う上品な香りです。少量を胸のあたりにつけることで、まるで体の内側から良い香りがしてくるかのように自然に馴染みます。デイタイムや普段使いにもおすすめの香水です。
LA PERLA(ラペルラ)
イタリア・ボローニャ発の高級ランジェリーブランド。パリにもたくさんのブティックがあり、世界中の女性の憧れのランジェリーブランドです。イタリア最高峰の刺繍職人達が造るランジェリーはもはや芸術作品の域!
“真珠”の意味を持つ「LA PERLA(ラペルラ)」はストラップや裏地など細部までこだわり、美を追求し続けています。
・LA MIA PERLA(ラ・ミア・ぺルラ)
出典 laperla.com/fr/la-mia-perla.html
シルクフラワー、ジャスミンサンバック、シルキースエード、サンダルウッドなどの香りたち。エレガントながら、ジャスミンの香りが官能性を感じさせるインパクトがあります。
ボトルデザインは真珠をイメージしていて、丸みを帯びたフォルムが特徴。上質なシルクのランジェリーに似合いそうな、大人の女性向けの香水です。
[3]ランジェリーと香りをセットで楽しもう
ランジェリーも香水も、共通しているのは肌に直接着けるということ。密かに特別なアイテムを身につけているだけで気分が上がり、一日がスペシャルになります。
見えない部分のお洒落こそ女性に自信を与え、美しく輝かせてくれるものです。大切な人のためにも、ランジェリーブランドの香水をぜひ一度試してみてくださいね。